日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

八日目の蝉

何年か前にNHKでやっていた6回ドラマのDVD版を見た。

7月2日に井上真央(薫)・永作博美(野々宮希和子)バージョンをみたときは、すごく薫ちゃんがかわいそうで、つい薫ちゃんよりになってしまって、原作を読んだ時は野々宮希和子に感情移入をしていたのだけれど、今回はどっちもなんだかかわいそうになっちゃった。

今回のドラマでは小説にはなかった小豆島の漁師文治役の岸谷五郎がすごく良い味をだしていた。
終わり方もちょっとよかった。
(小説がでもこれはベストだけれど。)
ただ、マロンちゃん役の高橋 真唯があんまりよくなかったな。
映画版の小池栄子がよかった。
なんて、勝手ですが。

小さい頃の記憶っていつまであるんだろう。
5歳までの記憶なんてほぼなくなっちゃってるよな。
小学校の時の記憶ですら結構あやしい。

希和子も薫も貴和子の不倫相手で薫の父親である秋山の奥さんもみんな被害者だよなあ。

考えても仕方がないのに、どうだったらよかったのかって思ってしまう。
趣旨ずれですね。