日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

山本五十六

山本五十六の映画を見てきたのだけれど、あまりにかっこよくて驚いた。
今まで名前は知っていたけれど、全く興味がなかったので、A級戦犯とか???ぐらいにぼんやりと思ってて、五十六さんの考え方が日本国内で地位を得ていたら、大平洋戦争がなかった可能性があるし、もし起きても、早期決着していた可能性まであるだなんて、聞いたこともなかったし、衝撃過ぎだったのよ。(まあ、米国は戦争がしたかったらしいので、うまく終わったかは謎らしいけど。)

しかも、映画の中で描かれていた日本国政府が、私がイメージしている今の日本政府とあんまり変わらなくて、それにも驚いた。

いやはや、先の戦争って、本当にただの日本の過ちであり消したい過去なのではなく、ひとつの流れの中で起きたひとつの選択された歴史なのよね。
いろんな思惑とか、良いことも悪いことも今と同じようにあったに違いないのにね。

学校でそれを教えないのはそれこそどこかの組織の差し金だったりするんでしょうか?

自分達の民族の歴史をきちんと教えてもらえないで、「私たちの生まれる前の悲惨で誤った過去。二度と戦争はしてはいけない。」というので終わらせるのって、なんだか違う気がしてしまったよ。(あっ、15年以上も前のことをイメージで言ってる気がしてきた。。。それこそどうなのよ、ですね。ごめんなさい。直すの面倒だから放置するけど。)

「時間はひたすら流れていくけど、今と過去はたいして変わらなかったりする」ことを義務教育が終わって15年たってあっという間に時が過ぎることを知ってやっと気付いたからだと思うのだけれど。

カーネーションを見てても、思うけど、もっとあの時代について知りたくなってきたよ。

そして話が突然飛ぶけど、最後のエンドロールの協力のところで「栃木市おおひら民俗資料館」てでてきたのに釘付けになった。
どこだったんだろ?

いろんな意味で非常に考えさせられた映画でした。

五十六さんはやっぱりかっこよかった!!!