日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

9月の読書メーター

さすがに、あんまり読まなかった〜。
電車の中までちょっと忙しい(もしくは眠すぎた)ひと月でした。
悩むなんて無駄だ。
具体的に考えよ!


2012年9月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:942ページ
ナイス数:7ナイス

天空の蜂天空の蜂感想
やっと図書館で借りられて読了。最後の最後まで考えさせられたよ。人間の作ったものに「絶対」はない。原発もまた然り。できるのは問題が起こる可能性をぎりぎりまで下げること。 原発があってもよしとする人たち、絶対反対の人たちが出てくる。原発で働いて白血病になってしまった人も。いろんな考え方がでてくる。でも今となっては「原発爆発」は起こってしまったこと。当時は、絶対に起こらないと思われていたはずなのにね。あーあ。最終的に「結局制御できないのだったらなくす方向にいって欲しい」と思ったよ。絶対はないのだから。
読了日:9月19日 著者:東野 圭吾
イタリアよいとこ―旅券は俳句イタリアよいとこ―旅券は俳句感想
江國滋さんの俳句を読み、絵を描くのが目的の旅行記。同行している、風来くんと火木氏との3人でイタリア中を移動している。カレンダー用のスケッチを頼まれちゃうくらい、絵までうまいなんて、絵國氏は多才すぎる。マジックもかなりの腕前とのことだし。途中で何度となく出てくる、岩倉具視の一行が1871年にイタリアに訪れた際の「米欧回覧実記」。漢字が難しすぎる、これを持って120年くらい前と比較してくれているのが興味深い。100年くらいじゃ何も変わっていないイタリアを感じれるあたりがとてもよい。パスポートは俳句の最後の本。
読了日:9月17日 著者:江国 滋
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」感想
「悩むとは答えが出ないという前提の本に、考えるフリをすること。考えるとは答えが出るという前提の下に建設的に考えを組み立てること。10分以上真剣に考えて埒が明かないときは、いったんそのことについて考えるのはやめたほうがよい。特に仕事については悩むなんて無駄だ」。 しょっぱなからぐいぐい来ました。すごく重要なことがたくさん書いてあった気がする。図書館から借りた2週間で合間に適当に読むだけでは、消化しきれなかったよ。必要になったら再読しよう。
読了日:9月2日 著者:安宅和人

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