日本の「安心」はなぜ消えたのか
日本の「安心」はなぜ、消えたのか 社会心理学から見た現代日本の問題点
- 作者: 山岸俊男
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2008/02/26
- メディア: 単行本
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すごく気まぐれに「ほぼ日刊イトイ新聞」を見たらこの本が紹介されていて、簡単に影響される私はamazonで購入してみた。(1月の中旬に頼んだのに、一昨日届いたぐらいの微妙さなので、amazonで買うことはなかったな、というのが感想なんだけれど。)
http://www.1101.com/yamagishi_toshio/index.html
でも、確かに新鮮な考え方でした。
「みんなで倫理を守ろう」「みんなでよい人になろう」といくら精神論で訴えてもだめだよと。
むしろ、精神論の方向に向かってしまうのは危険で、戦時中みたいに負けているのにも関わらず「精神力で勝て」ということを言い出してしまいかねないんだよと。
それよりも「みんなが得をするからこの方向に向かおう」と自然にみんなが行動してしまうように世の中の仕組みを整えたらいいんだよ。と。
すごいですよね。簡単に納得して感銘をうけております。
まだ読み途中なのでここからどうなっていくんでしょ。
昨日買ったしおりが大活躍なのもうれしいです。(人の本にはなんだか跡がついちゃいそうだから使えないことが発覚してしまったけれどね。)