日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

沈まぬ太陽その5

沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下) (新潮文庫)

昨日4巻を読み終わってしまったため、夕方5巻を購入。
そして正月早々読み始め、勢いで読了。

なんだか釈然としません。
ここまで利権政治で政治家絡みで腐りきっていたら、会社全体の正とするものが、個々人の利権を得ることのみになってしまうのもしょうがないとしか思えない。

そして、航空会社だけではなく、国が関係している事業がドロドロしてしまうのを阻止するのは本当に難しいのだろうなと思えてしまってしょうがない。特に利益がでかく帰ってくる事業。(最近の小澤氏秘書の問題とかこういう意識から来ているんじゃ?ぐらい思っちゃうし。。。)

国見さんにぜひとも信用が置ける自分のまわりの人間連れて改革を行ってほしかったです。
「そこまで人間割けるわけないでしょ。」的に読み取れるし、しょうがなかったのかもしれないけれど。

そして、「私が恩地氏だったら、即効会社辞めちゃうもんな。そこまで腐りきった会社に自分がいることが耐えられん。」と思ってしまう。むしろ即効、外部に訴えてしまいそう。だって気持ち悪すぎるもん。

権限もない一社員だからそう思うんでしょうか。それとも時代なのかなあ。私が女だから?
話の根源から違う意見でそこからはじまっちゃいけない気もするけれど、そこが一番納得できませんでした。
うーむ。せっかく能力がある人なのに、もったいないよなあ。