日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

3月の読書メーター

読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3123ページ
ナイス数:19ナイス

無理無理
絶望的な地方都市の、追い込まれた人たちの話。救いがなさすぎて、どうしてよいかわからなくなる。わたしがその中にいたら、どう動くんだろう。もし、知らないだけで、実は知り合いがその状況に陥っていたとしたら、どうしたらいいんだろう。 あまりにも負のスパイラルがひどすぎて、読んでてつらい。でも、昨今の電気もガスも水道も止められて凍死したり、病死したりしている人たちがここにいる。。 悲しいね、って目をそむけて思考停止じゃダメなのはわかるんだけどどうしたらよいのだろう。すべての人に基礎生活金とか?考えさせられる。
読了日:03月05日 著者:奥田 英朗
自分のアタマで考えよう自分のアタマで考えよう
考えることの重要性ということをすごく感じた。そして、自分の知識に固執してはいけないことも。難しいなあと思いつつ、日々のもろもろに活かしていきたし。そして、ちきりんさんの目の付けどころ、すごいなあ。この本図書館で借りちゃったのだけれど、何度も読み直したい本になったので、買おうと思う。そして、就活中の弟にも送りたい。いやあ、50年後の日本の人口構成はどうなっているのだろう。ドキドキする。。。BBC/NHK/CNNの特徴もおもしろかった。(自分の頭で考えないで感心ばかりしちゃった。)
読了日:03月12日 著者:ちきりん
片想い (文春文庫)片想い (文春文庫)
読後、すごくもどかしくて、やりきれない気分になった。あーにしかできなかったのかな。私には、結局彼らの気持ちはわからないのだと思うのだけれど、当事者がどんなに大変でつらいかは少しかもしれないけれど、わかるような気がする。 つらい人、苦しい人があまりにも世の中には大量にいて、あまりにも個人が無力で、何もできないのがもどかしい。そして、りさこと哲郎はどうなるんだろう。食い違いはやっぱりもう埋まらないのかな。うーん。せつない。
読了日:03月13日 著者:東野 圭吾
いつもの毎日。いつもの毎日。
弥太郎さん、生活が一貫していて気持ちよい。 なかなか私にはまねできないのだけれども。。。 弥太郎さんがいろいろ買い物が面倒くさいし手間だから、お店を決めていたことを知ってちょっと勇気がでたよ。 私もどこか決めてしまおう。心地よい毎日の暮らしを!
読了日:03月14日 著者:松浦 弥太郎
麒麟の翼 (特別書き下ろし)麒麟の翼 (特別書き下ろし)
加賀さんが出てくると自動的に頭の中で阿部さんに変換されてしまう(笑) 驚きの展開と、加賀さんの素敵さでドキドキしながら一挙に読んでしまった。 いやあ、フィクションなんだろうけれど、警察ってこんなふうに簡単に道筋をつけてしまうものなのか。加賀さんがいなかったらまったく真実が明らかにならないというのはどうなのよ。そして、本当だったら、こんなに自由に加賀さんも動けないものなのかも、ですね。それにしても安定して楽しめました!!!
読了日:03月15日 著者:東野 圭吾
TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則
時間も金額に換算して考えてみよう、という本。人生があと50年だとしたら、50x(24-10)x365≒260,000時間しかない。(マイナスの10時間は睡眠&食事&etcの時間) これからの一生を26万円だけで過ごすと、金額として考えてみると、いかに人生が短いかわかるでしょ。というのには「確かに」と思った。 通勤時間も足して割る、自分の自給計算してみよー。 まったく知らないや。あと年間でも月間でも何かを続けようとする場合、全体の時間を決めて、切り崩していくのいいかも。これもやってみよ!!!
読了日:03月18日 著者:長野慶太
すきまのおともだちたちすきまのおともだちたち
ピーターパンみたいなおとぎ話。いくらすきまの世界で日にちがたっていても、現実の世界で時間がすぎていないのがいいよねえ。
読了日:03月24日 著者:江國 香織
「おじさん」的思考「おじさん」的思考
最近読んでた内田さんの本より難しい感じがあった。娘に送る言葉のところの、「sauve qui peut」ソーヴ・キ・プが心に響いた。「生き延びることができるものは、生き延びよ。」あと、漱石の話。最近茂木さんのtwitterで誰かが言ってた、「こころの先生と私がゲイだと考えるとすべてつじつまがあう」というのが思い出されて素直に読めなくてごめんなさい。でも明治のロールモデルを創りだそうとした話、新鮮な視点で読めました。漱石さんも、レヴィナスさんもそのうち読んでみたいです。
読了日:03月24日 著者:内田 樹
たった1分で人生が変わる片づけの習慣<実践編>たった1分で人生が変わる片づけの習慣<実践編>
何のために誰のために片付けるかの動機をはっきり持つべし。 玄関の靴は最小限。床にはも机の上にもソファーの上にも何も置かない。 パソコンのファイルも無尽蔵に保存しない。メールも不要なものはどんどんためないで捨てる。 その通りだと思います。少しずつがんばります。このごろ片づけ本ばかり読んでるけれど、読むことでモチベーションが上がるので素敵な効用(図書館本だから本棚も占拠しないし!)
読了日:03月28日 著者:小松 易
卒業 (講談社文庫)卒業 (講談社文庫)
再読でした。人が死に過ぎな気がするけれど、そしてこんな大学生の思い出いらないけれど、でも筋書きを何となくしか覚えていなかったので、楽しくドキドキしながら読めました。加賀さんが若過ぎなのがまた素敵。せつない恋心も。
読了日:03月31日 著者:東野 圭吾

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
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