日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

パリでメシを食う。

パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)

パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫)

友達の友達のブログで紹介されていた本。
パリで食べる「ご飯」を紹介する本ではなくて、パリで「ご飯」を食べている人、イコール、パリで自力で稼いで生活している日本人たちについての本でした。
「どうして、パリに行こうと思ったのか。その職業を選んだのか」というようなことだけではなくて、「どのように育ってどのような人に会って恋愛して今ここまできたのか」という内面にまで焦点があてられているのですごくおもしろい。

ヨーヨーアーティスト、スタイリスト、アーティスト、マンガ喫茶経営者、カメラマン、鍼灸師、女性テーラー、花屋、国連職員、料理人

インタビューされている人たちが、みんな独特で個人的で、エピソードがみんなばらばらで「でも今ここにいる」というのがいい。


海外に拠点を置いて生きていくのって、どう考えても大変なことが多いだろうに、そこで自分の生活を切り開いて送っていける人って感心してしまうよ。

世間体ではなくて、自分のやりたいことにまっすぐなタイプの人が多そうだし。

結果としてそこにいたにしろ、計画していったにしろ、勇敢だよね。かっこいい。

とっても素敵な本でした。出会えてよかった。感謝!

本を教えてもらったブログさん↓
http://ameblo.jp/yukkiyoyo/entry-11364397778.html