日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

2014年3月の読書メーター


3月は忙しすぎ、わけがわからないままに1カ月が終わっていました。
本は電車の中で結構読んでいましたが。

衝撃だったのは、乗り換える駅を5駅ほど過ぎてから乗り過ごしたことに気がついた「天使の子」と、新横浜で待ち合わせをしていたのに、本に夢中になりながらなんとなく1個前の「北新横浜」駅で降りてしまいかなりブルーになった「去年の冬、きみと別れ」。
2日連続だったので、周りを察する能力のあまりの衰え=疲れ果てているな、自分と思ったのでした。

早くのんびりした日々に戻りたい。。。

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1803ページ
ナイス数:82ナイス

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話感想
できそうだと自分が思えているものは、できるようになる。指導するのに重要なのは、できるかも、って思わること。ほめてその気にさせて、興味を持たせ続ける。それにしてもさやかちゃんはすごい。坪田先生がツボを押さえた指導をしたことが不可欠だったとはいえ、こんなにまでやる気になって、がんばらなかったら絶対無理だったよね。すごいなー。どうなりたいのか、何をすべきなのか、を考えて計画たてて、それを終えた後できてる自分を信じて進めだね。自分の学び方と、人への指導方法の両方の面で勉強になりました。
読了日:3月31日 著者:坪田信貴
去年の冬、きみと別れ去年の冬、きみと別れ感想
こういう本だったんだ。「去年の冬、きみと別れ、僕は化物になることに決めた。」という一文からタイトルを取っているというのをブランチで見て気になって読んでみたのだけれど。一回読み終わった後、驚いて、最初からまた読んでしまった。ううむ。自己愛の強いカメラマンの殺人の話を読んでいたと思っていたのに。。。「実際にあった話だったらどうしよう」って思っているところ。目に見えるものが、正しそうに見えるものが真実だとは限らない。(この本でも世界に入ってしまい、降りる駅のひと駅前で降りてしまってブルーになった。お疲れ、私)
読了日:3月29日 著者:中村文則
天使の子天使の子感想
てっきり、アメリカで痛手のある失恋をした後、ふっきれなくて環境を変えたくて日本に帰る人の話かと思ったのに、違った。うーん。読後感がよくわからない。ただすごく物語の世界にどっぷり入って読める本だった。のめり込み過ぎていて、乗り換え駅を4駅過ぎてから気づいたくらい。はは。ダニエルが香に求めていたのって、そのままを受け止めてくれることだったのだろうか。今だけを見て。
読了日:3月27日 著者:小手鞠るい
オレたちバブル入行組 (文春文庫)オレたちバブル入行組 (文春文庫)感想
半沢直樹を今頃読みました。 これが、あーなるんですね。本も面白かったけれど、あそこまで人気になったのは脚本家もすごかったんだろうなー(なんて15分しか見ていないのに言ってはダメか)。正義が正義じゃなく、自分だけ守りたい人が多い会社。怖い世界です。半沢くん以外だったらあきらめずにがんばれなかっただろうなあ。妻の性格がまた怖いし(笑)バブルの世代の奥様風で世代間格差を思った。
読了日:3月18日 著者:池井戸潤
沈黙の町で沈黙の町で感想
そう来たかー、と思った。1人の中学生が校内で死亡した事件を警察側からと、中学生側から交互に詰めていく話。奥田さんの本なのに、いつものふざけた感じとか、笑ってごまかせる感じが少なくて、まじめ路線だった。オリンピックの話と仲間かな。一挙に読んでしまい考えてしまう。これでよかったのか。どうなるんだろう。しょうがない気もするし、うーむ。深い本だった。
読了日:3月12日 著者:奥田英朗
輝く夜 (講談社文庫)輝く夜 (講談社文庫)感想
クリスマスイブに渡されたプレゼント、5つの話。1つめから、読後感がすごく良くて嬉しくなっちゃった。現実世界では、どんなにひどい状況でもこんな風にはならないのが残念。サンタクロースいればよいのに。
読了日:3月1日 著者:百田尚樹

読書メーター