日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

1月の読書メーター

あっという間に1か月が終わってしまった。
早すぎる。

2010年に参加した早稲田の公開講座投資信託)で出会ったお姉さんの結婚式が高崎であったので久しぶりに高崎に行ってきた。
ついでにメンバーと「渚のシンドバット」まで踊ってきちゃったから、なかなかにインパクトのあった出来事。
すっごく間違えちゃったけれど、盛り上がったからよかったことにする。

踊っているところを同じテーブルに座っていた人に取ってもらったのでこんどそれを見ながら反省会をするらしい。
間違えたのばれちゃうなあ。でも反省会も楽しそうだからよしとしよう。

結婚式の後にとまった伊香保温泉がなかなか良くて(雪景色もまた良くて)、群馬やっぱりよいなと思ったよ。
でももう寒いのはいいや。あったかくなってください。

2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:425ページ
ナイス数:47ナイス

地上八階の海地上八階の海感想
兄が長い旅に出てしまって戻ってこなくて、母が死んでしまって、仕事を辞めたタイミングで旅に出てしまう24才の私の話。毎日が旅で、終わりが見つけられてなくて、ちょっと狂気を感じるところまで行っちゃってた。兄を追ってたんだと思う。私は怖がりでこんなにノープランで旅なんてできないからこそ、ちょっと憧れを感じてしまう。知らない世界。もう一編は毎日の生活に飲み込まれちゃってる子の話。仕事も、兄夫婦との関係も、ちょっとぼけたかも、と心配されてる母との関係も、なんだか現実感がない。突き詰めちゃってるのかな。狂気つながり。
読了日:1月17日 著者:角田光代
さがしもの (新潮文庫)さがしもの (新潮文庫)感想
本にまつわる短編集が9つとエッセイが一つ。実際の「出会いと別れ」と、「本との出会いと別れ」がたくさん描かれていた。読書って本当に個人的で貴重なものだと思う。著者がエッセイの中で「本の一番のおもしろさというのは、その作品世界に入る、それに尽きると私は思っている」って言っていたように。ミツザワ書店のおばさんが「だってあんた、開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう」って言えてしまうように。違う世界に入り込んで、そこにいるものとしての体験を得ることができる魔法のようなもの。読書の醍醐味。
読了日:1月3日 著者:角田光代

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