日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

12月の読書メーター

2017年、初めの月ももう少しで終わってしまう。
早い。
2016年、色々あって濃かったような、終わってしまったらいつもと同じだったような。
それでも、よい年だったと思う。

今年もよい年でありますように。

色々かえてみたいなー。


12月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:580ナイス数:41たましいのふたりごと (単行本)たましいのふたりごと (単行本)感想川上未映子穂村弘のお題ありの対談集。
前書きで穂村さんが「川上未映子は小学生の純粋な気持ちを持ち続けているのだ」と言っていたのを読み進んでいくうちに納得した感じ。
「夕焼けやしゃぼん玉や葉にあたる光」に死後の世界を感じたり、何かの予兆を感じるくだりとか、「おしゃれをあきらめると確実におじさんになっていくからおろおろしてもわからないなりについていく方針」とか、「ぼーっとしてたら何もしないまま10年くらい余裕で経っちゃいそうな恐怖感」 とか、ちょっと気になる言葉がたくさんでした。
言葉使いの人、かっこよい。読了日:12月18日 著者:川上未映子,穂村弘
ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話感想耳障りの良い本を読んで、信じすぎてたら怖いんだなって思った。「意味もなくもうかる話」を信じたら怖いとか、銀行を無防備に信じてつらい目にあった人が大量に入る話とか、勝間さんが成功しているからって、カツマーが幸せになれるわけじゃない話とか、投資信託、気を付けようとか、いろいろ考えさせられた。すべて自分が責任を負わなきゃなんだから、第三者視点が重要だね、ってことで。。読了日:12月11日 著者:マネー・ヘッタ・チャン
溺レる (文春文庫)溺レる (文春文庫)感想再読。主に恋愛などに溺れていく人たちの本。8つの話が入った短編集。接吻だったり、アイヨクニオボレていたり、行為におよんだり、蹂躙されたり、逢瀬を重ねたり、交歓だったり、情交だったり、エロエロワードが、さらっと上品に使われている(気がする)。みんななんだかぼんやりしたり、ゆらゆらしたり、歩いていたり、流れに身を任せたり、している印象。そういうところにいるひとたちの話。読了日:12月02日 著者:川上 弘美
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