日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

ふつうのおいしい・コットンが好き・月曜日は最悪だとみんなは言うけれど

大橋歩コレクション3ふつうのおいしい (大橋歩コレクション (3))

大橋歩コレクション3ふつうのおいしい (大橋歩コレクション (3))

図書館で借りてみた。

イラストレーターで、個人的に雑誌も出せちゃうぐらい、力のある人というイメージで、本屋でいつもArneは見かけるけれど、あんまり読んだことはなかったので、初めて知ったことがたくさんあった。
大橋歩さん、1940年生まれだからもう、70歳になるということなんですね。
それにも、びっくりしてみました。
エッセイを読んでいると、砧公園の裏側に住んでいるっぽいから、大蔵とか岡本とからへんなのかなあ。
用賀のすし屋とか、高島屋とか成城石井とか、なんだかイメージしながら読めて楽しかった。

「いいなあ、と思ったこと」
・毎朝、朝ごはんには温めたミルクいっぱいのミルクティーとおいしいパンと果物というくだり。
・場所を教えられない宇宙を感じる&日本人に生まれてよかったって思ったらしい和菓子。いいなあ。どんなんだか食べてみたい。
・プランタン銀座の地下にもビゴの店(パン屋)があるらしい。行かねば。アップルパイ売っていてほしいなあ。

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コットンが好き (文春文庫)

コットンが好き (文春文庫)

この間、小豆島に行ったときに、「二十四の瞳映画村」もバスツアーに入っていて、その時にガイドさんが「先生役が高峰秀子さん版と田中裕子さん版の二つがあって・・・」と何回も言ってたからなんとなく高峰秀子さんが耳に残っていたのでなんとなく気になって借りてみたのでした。

全然前情報なしで読んだのだけど意外とおもしろかった。
中に出てくる骨董品とか好きな物とか素敵だし。
うちの祖母より4歳若いだけなことにちょっと驚いてみる。って、27年も前に書かれた本だから、27年前は祖母も27年分若かったにきまっていて、何も驚くことはないんだろうけれど。
今度祖母にどういうイメージを持っているのか聞いてみようっと。

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村上春樹が訳した短いエッセイとそれを書いた作者についてのコメント。
意外とおもしろかった。
アメリカと日本の文壇の違いとかあるんだろうなあ、とか。
海外の本てなんだかとっつきがないとどれを読んだらよいのかわからなくなってしまうので、ちょっと参考に読んでみてもいいのかもね、と思った。