日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

篠山紀信展 写真力

10月21日(日)

電車の中づり広告を何度か見て「若かりし頃の百恵ちゃんの写真」にときめいて気になっていた、篠山紀信の写真展。

初台の東京オペラシティーでやっているということだったので、行ってきました。

オペラシティは前に森山大道荒木経惟の共作写真展を見に行ったぶり。調べてみたらあれは2005年だったらしい。7年前かあ。ちょっと前だと思ったのにびっくり。


オペラシティの中庭から見た、Art Galleryとそれを見上げる口が動いていた人。
名前とか、誰が作ったかとかはまったく知らず。
(近くに書いてなかった。なんでだろ?)

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「いままで美術館での回顧的な展覧会を拒みつづけてきた篠山が満を持して世に問う、国内美術館初の大規模な個展です。 〜中略〜 50年間にわたり撮影されてきた写真の中からとびきり『写真力』のある作品を選び、巨大な展示空間にあわせダイナミックに引き伸ばして、新たなストーリーのもと紹介します」(篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHINのフライヤー裏面の紹介文より)


さて、今回の篠山さんの写真展は、129枚。
ジョン・レノンオノ・ヨーコのキス写真から始まり
GOD・STAR・SPECTACLE・BODY・ACCIDENTS
と5つのテーマに分けて展示されていました。

1968年〜2012年までの写真が同列に並んでいるのに不思議と違和感を感じないのが不思議。

特に気になったのが「刺青の男たち」というタイトルの、全身刺青の人が大量にいる写真。インパクトありすぎでした。
知らなかったけれど、世の中には全身刺青の人が結構いそうですね。あんなに集まると美になるのがすごい。
多くの人がこの写真の前で立ち止まっていたし、この写真の前で英語で語りまくっている外国人が何人もいたのも印象的だった。ジャパニーズビューティーな感じ?
刺青の男たちの下には「大相撲」という関取全員集合写真もあったので、こちらを見ていたのかもだけれど。
私が一番関取を知っていた1995年の写真だったから、曙も、若乃花貴乃花も、小錦も他にも知っているお相撲さんがたくさんいてなんだか嬉しくなっちゃった。

そして、女優さんたちのヌードも、きれいだったー。
黒柳徹子さんまでいたのには驚いたけれど!

百恵ちゃんも、水着は着ていましたが、中づりでみたサイズよりずっと大きな写真で壁にいました。沈没寸前のボートの中に横たわって、魅力をはなっていました。さすがだあ。



篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN】

期間:2012年10月3日[水]─ 12月24日[月・祝]
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間:11:00−19:00(金・土は11:00−20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)
入場料:一般1,000円(800円)、大・高生800円(600円)、中・小生600円(400円)

↓このページで結構写真見れますね。
http://www.operacity.jp/ag/exh145/

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この写真展にあわせて、ヒカリエの8Fでも60年代の作品が終結した写真集「The Sixties by Kishin」が展示されるみたい。
こっちも行きたいな。
(2012年10月24日(水)〜11月12日(月)ヒカリエ8/ART GARLLERY・TOMIO KOYAMA GALLERY)