日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

TAKURO YOSHIDA LIVE 2012

10月22日(月)

ひょんなことから、吉田拓郎ライブへ行ってまいりました。
17時50分頃に仕事を終えて、ひろ氏と待ち合わせて18時半開演の国際フォーラム。

わたくし、まったく世代ではないので「LOVE LOVEあいしてる」の吉田拓郎のイメージしかなかったのです。
高校の時のサークルの顧問だった英語の先生(かなり怖かった)が「吉田拓郎の大ファンだから『LOVELOVEあいしてる』は毎週見ている」「全然テレビに出ないことで有名だった人なのに、出ているのはすごいことなんだ」と語っていたのが印象深くて覚えているレベル。


歌も何曲かしか聞いたことはなかったし「結婚しようよ」以外、タイトルは知らないし歌えないレベルで見に行っちゃったのです。すごいファンの人には怒られてしまいそうな感じ。


が、すごかったです。

なんなんだろう。あの、胸に響いてくる声は。


始まる前から会場が大入り満員で(年齢層はちょっと高めだったのに)、みんなのテンションが高くてワクワクしてしまっているのが伝わってきて。

開演時間2分後、拓郎さんが出てきてスポットライトがあたった途端の周りの盛り上がりのエネルギー。
2階の10列目だったから、拓郎さんの顔までは見えなかったのだけれど、雰囲気はテレビでみたことのある拓郎さんのままでした。


そして、拓郎さんの歌。
なんとなく聞いたことがあるレベルの曲が何曲かとまったく知らなかった曲が何曲も。
それでも、すごく感動しちゃいました。
魂が揺さぶられちゃったよ。


拓郎さん、かっこよすぎ。素敵大人度全快でした。

66歳だなんてとても思えない声量。身のこなし。

この人が若かった時に、どんなに全力のエネルギーでライブをしていたか、観客が燃えていたか、わかるような気が。

水を飲んで、歌って、MCをして、ギターを何度も交換して、(多分)いろいろな時代のいろいろな曲を歌ってくれました。
聞きながら歌詞を書き取って後で調べてみて、わかった曲だけメモ。

落陽
こうき心
ロンリー・ストリート・キャフェ
僕の道
白夜
家へ帰ろう
ウィンブルドンの夢
Voice
白いレースの日傘
春だったね
白夜
外は白い雪の夜

(途中でメモを会社に置いてきてしまったこと発覚。間が何曲も抜けていると思う)

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歌の合間のMCがまたいい味出してました。
「だんだんと、歌って自分に酔って、いいなあって思うのを思い出してきた」
「観客のみんな、俺のこと心配しているだろう。倒れないか?大丈夫かって思っているだろう。ステージと観客の不思議な関係」
「『何か足りない。昔でいうところのむなしい。なぜか満たされない。』なんであの頃毎日そう思っていたのか、家に帰考えてみる日にしませんか」
「この頃NHKの朝ドラを見るために朝8時に起きている」
とかもろもろ。(↑あくまでこんなニュアンスだったということで、多少の違いはごめんなさい)

昔と比べると勢いは減ってしまったらしいけれど(ひろ氏談・でもそりゃそうでしょー)、私拓郎さんの歌好きだーって心底思っちゃいました。
吉田拓郎を青春時代に聞きまくった世代は、私とはまったく違う風に感じたんだろうなあ。

後でいろいろ聞いてみよ。

「僕の道」のサビがすごく耳に残った。