日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

風立ちぬ

見てきました。宮崎駿作品。


これは子どもにはちょっと難しいと思う。ネットニュースでちらっと見たけれど、走り出してもしょうがないかも。


でもすっごくすごく、よかった。
心が揺さぶられて、最後涙が止まらなかったなー。席をなかなか立てなかった。



飛行機が大好きだった少年の話。
恋をして、大人になって、大正から昭和という時代を生き抜いていく。
主人公が好青年で、好感度高い。
でてくる人々がみな一生懸命時代を生きている。
主人公にはモデルがいて、実在の飛行機設計士だった堀越二郎氏と風立ちぬを書いた堀辰雄氏なんだそう。



自然災害を乗り越え、戦争の時代を生きる人々は今の私たちと基本的になにも変わらない。
時代のせいで戦争を生きた人の暮らしを追っていると、私たちは幸せな時代に生きているんだったって思い出して実感する。
韓国からクレームがあった云々というのもちらっとネットニュースでで見たけれど、伝えたいのはシンプルな「戦争はやめようぜ!先の戦争で多くの犠牲を払って学んだそのことを、忘れないようにしよう」っていうことなんじゃないかなって思うんだよね。


今の世の中もそれなりに複雑だけれど、私たちは問題を武力以外で解決する手段を持っている。平和バンザイ。
見終わった後に、色々いろいろと考えさせられる映画だった。

宮崎駿さん好きだー。