日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

11月の読書メーター

あっという間に11月が終わってしまった気がする。
何をしていたのかいまいち覚えていないぐらい。
師走になる前からこんなに早かったから、師走はもっと早いんだろうな。

2015年の残りを大切に過ごしていきたいものです。
そして、きちんと睡眠時間確保しよ(この頃、睡眠時間が極端に減っていたので)


2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1384ページ
ナイス数:56ナイス

ナイフ (新潮文庫)ナイフ (新潮文庫)感想
いじめってなんでこんなに苦しくて逃げ場がないんだろう。読んでいるだけで苦しい気持ちが伝わってきてしまう。それでも、その場にいるときに自分が感じそうな気持もわかる気がする。「わたしはいじめられる人間じゃなくてよかった」って。この本を読んで、救われる気分になるいじめられっ子もたくさんいるような気がする。でも本当につらくて耐えられない、死んでしまいたいというところまで追い詰められているのに、周りが許してくれなかったら辛すぎるよね。逃げる場所、必要。 集団、怖し。
読了日:11月30日 著者:重松清
せんせい。 (新潮文庫)せんせい。 (新潮文庫)感想
いろんな先生と生徒が出てくる短編集でした。それぞれがしみじみとよい。昔生徒にしてしまったことを今でも後悔しまくってる先生とか。先生とのやり取りを思い出している卒業後30年ぐらいたった元生徒とか、強い保健室の先生と小学生の保健室でのやり取りとか、今までを振り返る先生とか。後悔している元生徒とか。確かにかつて生徒だったことがあるからしみじみとするのかも。悲しい涙もあったけど、じんわりと感動の涙もある本だった。
読了日:11月16日 著者:重松清
多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~感想
多眼思考、今頃読みました。ずっとツイッター見てるし、読まなくてもいいやって思っていたけれど、そんなことなかった。体系だってまとめられていて、改めて読んでも、おもしろい〜。思わず色々考えちゃいます。図書館で借りたのだけど、これは手元に置いておきたい一冊ですね。買いに行こ。響いた言葉もたくさんあった。稼げることは重要。でも人生を楽しく満喫しまくることはもっともっと重要。「お金がたくさんあったら、何をするの?」。したくないことじゃなくて、したいことを言うべきでしょって。確かに。すぐ言えなかったよ。考える〜。
読了日:11月14日 著者:ちきりん
カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)カシオペアの丘で 下 (講談社文庫)感想
下巻ですべてが明らかになって、物語が終わった。大体想像通りだったけれど、たくさん泣いてしまったよ。「子どもを残して死ななければならない、自分」。辛いなあ。千太郎も、シュンも、ミウさんも、川原さんも、重い重い後悔を、自分で自分を許すのって、受け入れるのって、どういう風に感じたんだろう。どういうことなんだろう。絶対消えない後悔がどうなるんだろう。終わったように見えても、そんな簡単に終わるようなものじゃないのだろうし。救いが、救いに見えるものがたくさんあってよかった。上巻のほうが好きかな。
読了日:11月7日 著者:重松清

読書メーター