日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

20170212 マリメッコ展

父が新聞の販売店が行っている懸賞で入手したチケットの期限が迫っているというので、最終日ぎりぎりで行ってきた。

marimekkoをほめたたえている文章をいろんなところで見かけるのに、いまいちピンと来ていない自分がわかっていたから、その魅力がわかるようになるのか?という期待もちょっぴし。

50年の変遷を追ってきたので、今の私は、marimekkoの歴史に結構詳しくなっていると思う。
いろんなデザイナーが自由に、でもこだわりをもってデザインしてきたこととか、
柄付きコットンで作られている服だからこそ、カット箇所が最小限のコットンドレスとか、
ジャクリーンケネディが着たことで、アメリカで大人気になった歴史があったこととかね。
日本人のデザイナーが何人も中心的な役割をしていた歴史があったことも今回初めて知った。

不思議なのは、ジャクリーンとか、昔のモデルさんが雑誌の表紙とかで着用している写真をみて、素敵!と思う服の実物に、そこまで心が躍らなかったこと。
私の想像力が足りないのか?自分には似合うと思えないからなのか?そもそも趣味の問題?

何年も前(50年)にデザインされたものが、いまだに光があたっているのはすごいし好ましいと思うのだけれど。

最後のあたりで映像とともに展示してあった石本藤雄さんデザインの「マイセマ」はすごく好きと思った。
http://belovedlinens.net/crafts/fujiwo_ishimoto.php

と書きながらネット検索していたら、好きな柄たくさんあった!
コーヒーカップを買い替える時が来たら、次はmarimekkoにしてみようかな。

http://www.marimekko.jp/shop/fabriccollection/item/list/category_id/104

マリメッコファンには、たまらない展示会だったと思う。
普段マリメッコをあまり意識していない人には、まあまあかも。
最初は、あまり興味がないブランドの歴史を追うのって、そんなに興味ないかも、って思ってたのに、
出る時には少し好きになっちゃっている自分に気が付いたレベルでした(私はですが)。