日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

落し物

11月22日(木)

会社を出るときに、コートの右ポケットに携帯電話を、左ポケットに定期を入れたことは覚えている。
途中コンビニに寄りたいと思って、サンクスにふらふらっと行きつつ、「無印のらくがき帳が欲しいんだ!」と回れ右をして、駅の向かいのファミリーマートに行ったことも。
財布の中がさみしいことに気がついて、駅の入り口をいったん素通りして、その一角のATMでお金を下ろしたことも(その間10分強)。

それなのに、駅の入り口に戻ってポケットに手を入れた時にはすでに、左ポケットは空っぽだったのでした。冷静さを保つふりをしながら階段をおり、改札の手前で鞄の中身をひっくり返してもやっぱり見つからない定期。

「どこかに落とした?」
しょうがないので、ATM→コンビニ→会社(階段で)をもう一往復。
もう一度鞄の中身もすべてひっくり返してみても、見つからず。

よくわからないけれど、「もしや誰かが拾ってくれた!?」

あきらめの早い私は、すぐに定期をストップしてもらうことに。
でもすぐさま再発行はできないんだそうな。
「明日以降から再発行可能」とのこと。

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何人かの知り合いが「定期をストップした後に、定期が出てきたけれどもう取り消しができなかったなあ」と言っていたのが一瞬頭に浮かぶ。
「私も同じで、どこからか出てくるんじゃ?」と思ったのだけれど、結局見つからず。

中に入っているのは、PASMOと文章教室の受講証とカットバンと、テレホンカード。そしてもしかすると、家族の電話番号メモ。

何となくあきらめたのでした。

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それから2日後の16時半。
携帯電話に見知らぬ電話番号の着歴。
念のためにネットで電話番号を検索してみたところ、最寄り(人形町駅から徒歩5分)の久松警察署のものであることが発覚。
折り返し電話をしてみた。

代表番号だったのですぐにはわかってもらえなかったのだけれど「最近定期を落としたのでその件ですかねえ?」と言って、落し物係へ。
やはり「定期が届いています」という連絡だったのでした。

なんでも落し物の定期入れに「PASMOが入っていたので、PASMO照会をして電話番号が判明し、電話をして下さった」とのこと。


「警察にも届けたほうがいいよ。出てくるかもしれないよ」と同僚に言われていたのに、なんとなく面倒くさがっていたのに。
警察から電話をいただるとは。
なんて親切なんだ!警察さん。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、さっさと届け出なくてごめんなさい。

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受付時間が17時までとのことだったので、翌日朝8時半の出社前に警察に寄り、落とした定期を再び手にすることができたのでした。

朝で頭が動いていなくて、シャチハタでも受領印になるのかどうか?ということばかり気にしていたため、「誰がいつどこで拾ってくれたのか」を聞き忘れちゃったのが残念だよ。


どこのだれかは存じませんがありがとうございました。

結論:ZARAコートの浅いポケットには定期は入れてはダメ!ということで。