日々のつれづれその3

細々と続けてみる。

8月の読書メーター

8月もあっという間に終わってしまった気分。
今年もあと4ヶ月。残りを大切に過ごさねば。

それにしても暑すぎる夏だったのに、最後が涼しすぎたのがなんだか納得いかない。
夏休みの最後が曇っていたり雨降っていたりってなんだか寂しいよね。
暑すぎるよりはよいのだけれど。

2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2858ページ
ナイス数:103ナイス

禅的 おもてなし生活のすすめ禅的 おもてなし生活のすすめ感想
誰かが見てなくても、きちんとやるべきことをやる。誰かが(相手がいてももちろんよい)、喜んでくれるだろう本人にアピールするわけでもなくやる。ずるいことはしない。知っているのは自分と天。昔はそういう風になれるようにしなきゃって思っていた気がするのに、なんか忘れてたなあ。尽くしすぎることなく、自己満足に浸り切ることなく、あるべきようにやるべきことをやれるようになっていきたいものです。心に余裕を持って。
読了日:8月30日 著者:枡野俊明
祈りの幕が下りる時祈りの幕が下りる時感想
加賀さんがまだ日本橋にいたー。甘酒横丁も明治座も近くの橋もたくさん出てきました。謎がとかれながら、「あ、そっちだったったんだー」という感想。お母さんも出てきたし、いろいろ満載で楽しめました。なんかやっと幸せになれそうな感じがして嬉しいのだけれど、どうなるんだろう。日本橋これで終わりなのかな。まだ続くとよいのに。そして最後に捕まったあの人にも幸せになってほしい。
読了日:8月16日 著者:東野圭吾
クジラの彼 (角川文庫)クジラの彼 (角川文庫)感想
再読。なんですが、前回は「空の中」も「海の底」も読んでいなかったので、なんだか不完全燃焼だったのです。今回はそのあたりがばっちりだったので、必要以上に楽しんで読めました。冬原くんの話も、夏樹くんと望ちゃんのその後の話も、高巳と光稀のその後の話まで入っているのでお得感倍増。前回読んだのがどう考えても順番間違ってました。というわけで楽しかったー。
読了日:8月14日 著者:有川浩
海の底 (角川文庫)海の底 (角川文庫)感想
こちらは海上自衛隊の話。自衛隊3部作のラストだと思われます。どこからかやってきた大きすぎるザリガニに人類が襲われる話。警察官たちが武装手段もそんなにないのに、自衛隊に出動許可が出ないからって体をはって市民を守っていたりした。悲しい別れをした海自の2人とひょんなことから一緒に潜水艦に逃げ込んだ子供たちが助けを待って狭いところで暮らしていたりした。女の子ひとりでどうにかやりすごした望ちゃん。なんだか感情移入してしまったよ。圭介どうしようもないし。こちらも一挙に読んでしまいました。もっていかれたー。
読了日:8月14日 著者:有川浩
空の中 (角川文庫)空の中 (角川文庫)感想
高度2万メートルを超えた飛行をした飛行機が、2機も墜落してしまい、なぜ!?というところから始まる話。不思議な生き物も。引きつけられて一気読み。重工から謎を解くために派遣されている高巳と事故機が墜落するのを目の当たりにした光稀の話と、一人ぼっちになってしまった瞬くんとお隣の佳江ちゃん。近所に住んでて2人を気にしてくれる宮じいとの話が交差する。不思議な生き物がどこにもいないなんて言いきれないよね。いろんな意味で楽しかったのでした。みんな突っ走ってくれるし。瞬くんがこれからどうなるのかなんとなく気になります。
読了日:8月13日 著者:有川浩
Story Seller annex (新潮文庫)Story Seller annex (新潮文庫)感想
短編集なのに、みんな濃かったー。得した気分です。湊かなえさんの話は怖いイメージだったのに、なんだかじーんときた。そういうこともあるよね。米沢穂信さんの話は引き込まれつつ、まじか?まじか??でそれ???っていう驚きが。他まだまだいろいろです。楽しめました。
読了日:8月12日 著者:
昭和史1926-1945 (平凡社ライブラリー)昭和史1926-1945 (平凡社ライブラリー)感想
ちきりんさんのブックリーディングの課題本。ぎりぎりに読了(考えたりまとめたりは間に合わないなあ)。それにしても読むにつれて嫌悪感の嵐。こんな人たちが一般国民をただの駒のように扱い、苦しみを味わわせ、子孫である私たちに黒歴史と思わせる事象をおこしていたのね。当事者が全部死んでしまう未来には落ち着くのかと思っていたけれど、簡単にはいかないかもだよね。この人たちの子孫はどうなっているんだろう?とか思っちゃったもん。私ですら。戦争肯定の空気が日本に蔓延しませんように。過去の戦争から学ぶべきことを学ばねば。本当に。
読了日:8月8日 著者:半藤一利

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